ウェブサイト改善のヒント
キャッチコピーの見直し
キャッチコピーを替えたぐらいでそんなに変わるの?
そう思われるかも知れませんが、キャッチコピーの効果はとても大きいです。
人は「感情」で買い物をしています。キャッチコピーで感情が揺さぶられて急に欲しくなってしまった…、あなたにもそんな経験がありませんか?
オカザえもんを知っていますか?
オカザえもんは、愛知県岡崎市のゆるキャラです。
ゆるキャラの中では、全国に知られる存在ではないでしょうか?
さて、オカザえもんグッズに、シャチハタネーム印があります。
https://www.is-hanko.co.jp/shachihata/okazaemon
この商品をfacebook等のSNSで発信したところ、それなりに話題になりまして、新聞の記事として取り上げられたり、テレビ局から取材を受けたりもしました。
話題になれば、それなりに売れていくわけですが、より多く買っていただくために知恵を絞りました。
値段は2000円前後ですので手軽に購入できる商品なのですが、購入の障害になりそうなことを考察してみることにしました。
その結果見えてきたのは、「買っても使い道がないかも」というマインドでした。
「買える値段なんだけれども、使い道がないからもったいない」という気持ちが、購入の障害になっているのではないかと考えたのです。
「使い道がない」のハードルを越えていただくために
このハードルを越えてカートに入れていただくためのキャッチコピーを考えました。
手頃な価格ですので、ほんの少しのことでハードルを越えられるだろうということで、こんなシンプルなキャッチコピーを大きく入れてSNSに投稿してみました。
オカザえもん本人にもTwitterで拡散していただいたこともあり、たくさんの方々がハードルを飛び越えて購入してくださいました。
ユーザーの感情を揺さぶるキャッチコピーが有るのと無いのとでは、大きな違いが生じます。
キャッチコピーを考えるのに、お金はかかりません。脳みそをフル回転させて、どんなコピーがユーザーの感情を揺さぶるのかをイメージしながら考えましょう。
キャッチコピーを考えるクセがついてくると、アンテナが立って身の回りにあるキャッチコピーが目につくようになります。それらキャッチコピーに触れたときに、自分の心がどう動いたのかを観察するようにしましょう。それを繰り返すことで、より効果的なキャッチコピーが作れるようになります。
また、ユーザーの感情の動きを意識するようになることで、商品の紹介文の書き方も上手になってくると思います。
ぜひ、キャッチコピー作りにトライしてみてくださいね。