ウェブサイト改善のヒント
メインビジュアルの見直し
現代人は毎日おびただしい量の広告物を目にしているため、自分に関係があるものだけに反応し、それ以外のものには反応しない(もしくは即座に離脱する)習慣になっています。
ウェブサイトの場合は、ページを開いた瞬間にそのサイトを見るべきか(自分に関係あるか)、そうでないかを判断します。 サイトが「誰に」「何を伝えて」「どうして欲しい」サイトなのかが一目で分かり、広告との一貫性を持たせたメインビジュアルを用意して、違和感を感じさせないようにしましょう。
メインビジュアルの役割とは?
メインビジュアルの役割は、ユーザーに「自分に関係あるコンテンツである」ことを認識してもらうことです。
私たちは、毎日膨大な量の広告物を目にしています。 テレビCMや雑誌の広告はもちろんのこと、屋外には多数の看板があり、電車を利用する人であれば、駅の構内のポスターやサイネージ、スマホを開いてもやはり多数の広告があふれていますよね。
しかし、私たちは全ての広告ひとつひとつに目をとおすことはしていません。
ほとんどの広告をスルーして、ごく一部の広告のみを見ています。
私たちは、どのような広告を見ているのしょうか?
自分に関係がある広告しか見ない
私たちは、「自分が興味を持っていること」や「自分に関係があること」が掲載された広告のみを見ています。
新聞の折込広告を想像してみてください。(最近は新聞を購読していない家庭が増えているようですが)
週末になるとどっさりとチラシが入りますが、まず最初にすることは「見るチラシ」と「見ないチラシ」の分別ではありませんか?
チラシをパッと見て、コンマ何秒かのうちに分別をします。
「見ないチラシ」に分別されたチラシは、その人にとってそのチラシが存在していないのと同じです。
ページの概要が伝わるメインビジュアルを用意しよう
もしもあなたのウェブサイトに誰かが訪れて、サイトを見た瞬間に「自分には関係ない」と感じたとしたら。サイトは即座に閉じられ、その人にとってあなたのサイトは存在しないのと同じになります。
そのサイトに、その人の人生をハッピーにできるコンテンツがあるのに、見た瞬間に閉じられてしまったら、お互いにとってそれは大きな損失です。
ページを開いた瞬間に目に飛び込むのは、メインビジュアルです。
見た瞬間に、そのサイト、そのページの概要が分かるメインビジュアルを用意することは非常に重要だと言えます。